艋舺集義宮

集義宮は、萬華を南北に走る康定路を、萬華駅のほうに行くとあります。創建は日本が台湾を領有した5年後の1900年といいますから、なかなかに歴史がある廟です。ただ、現在の建物は25年ほど前に建て直しされたもののようです。

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艋舺真武殿

台湾の道教信仰・中国南部の民間信仰は、中国からの移民によってもたらされたゆえに、道教廟は清の頃から開かれた古い街により多く存在します。日本時代になって交通インフラが大幅に発展するまでは、台北の流通は基隆川や淡水川を使った船運が中心だったため、古い街は川沿いに集中しています。萬華は川沿いにある台北で最も古い街なので、道教廟も密集しています。

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台北市文昌宮

中山区っていうのは非常に広い範囲なんですが、「大龍峒」みたいな地域名が不明な場所にあって中山区内にある廟はとりあえず中山区に入れてしまいます。文昌宮は中山区の西ぎりぎりの場所にある廟です。

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木柵集應廟

猫空の指南宮に行くにはMRT文山線の動物園駅まで行ってからロープウェーに乗る方法と、どこかから指南宮まで行くバスに乗って行く方法があります。私が指南宮に行った時は萬芳社区駅からバスに乗りましたが、集應廟はその時に途中下車した木柵市場の近くにありました。

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松山慈恵堂

松山慈恵堂は台北市東部郊外にあるハイキングコース「虎山親山歩道」の入り口横にある廟です。創建は1969年と比較的新しく、現在の堂主である郭葉子さんという方が天命を受けてまず基隆のご自宅に堂を開き、翌年台北に移動。そして1979年に瑤池金母が降りてきて済世道場を作れと指示されたために、現在の場所に大きなお堂を建てたとのこと。

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艋舺啟天宮

艋舺啟天宮は龍山寺から歩いて10分ほどの近くにある媽祖廟で、創建は龍山寺より100年ほど後とはいえ、まだ清朝統治時代の1841年と古く、おそらく日本人にはほとんど知られてはいないと思われますが、萬華では広く信仰を集めている廟です。

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行天宮

行天宮は台北最大の関帝廟であり、別名は恩主公廟。恩主信仰に連なる廟です。日本ではこの前の地下道にある占い横丁がクローズアップされて、行天宮はそのおまけみたいな扱いになっているのが非常に気に入らないですね。

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覚修宮

桃園空港から台北駅行きの國光バスに乗ると空港から高速を走り、重慶北路の出口で一般道に入ります。その高速の出口に廟があることに気づいている人も多いでしょう。それが覚修宮です。

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士林神農宮

士林神農宮は士林三大廟の一つです。台湾のwikiによれば、もともとあった福徳宮が洪水で流されてしまったために1741年に再建。再建が1741年ということは、1738年創建で台北最古といわれている艋舺龍山寺より創建は古いという可能性もあります。

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士林慈誠宮

士林慈誠宮は士林三大廟の一つです。日本人にも有名な士林観光夜市の近隣にあります。というよりは、そもそもは士林夜市は慈誠宮の門前夜市として生まれたものでした。

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法主公廟

大稻埕三大廟の一つで、南京西路を圓環を超えて西に行ったところにあります。道側から見るとただのビルのようにも見えるのはこちら側が北側だからです。

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艋舺大衆爺廟

地蔵王廟と同じ敷地内の隣にある廟です。福建には、埋葬されなかったりお参りする人がいない死者の魂、つまり日本で言う無縁仏は、悪霊となって害をなすので、それを防ぐために神様としてお祀りするという民間信仰がありました。そうして祀られた神様を大衆爺もしくは有應公と呼びます。それが福建からの移民とともに台湾にも伝わっています。

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艋舺地蔵王廟

お地蔵さんの廟ということで、仏教の寺院ではないかと思われるかもしれませんが、これはれっきとした道教の廟です。というのも「地蔵“王”」というのは道教側での地蔵菩薩の呼び名だからです。

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松山慈祐宮

松山慈祐宮は、台湾鉄道松山駅から歩いて数分、台北最長の夜市として知られる饒河街観光夜市の入り口にあります。そもそも台湾の古い夜市というのは廟と一体になっているところが多いです。日本で神社の参道に縁日が立つというのと同じ理屈です。

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松山奉天宮

松山奉天宮正殿

台北市の東の端っこには、虎山・豹山・象山・獅子山が連なる「四獣山」という山地があります。松山奉天宮は、四獣山のうち虎山の麓にあるとても大きな廟です。奉天宮とこの近くにある慈恵堂は、住所で言うと松山区の南に位置する信義区に入っていますが「松山」と冠しているのでこのサイトの分類では松山に入れています。おそらく行政区分とは違う大雑把な認識では松山なのでしょう。

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景福宮

景福宮は林森北路の北の端近くにある三階建ての大きな廟です。現在の建物が落成したのは2001年で、台北の中でも新しいものですが、公式サイトを見るともともとは1875年に中山区の農村に建てられた小さな福徳宮だったものが、信徒が増えて何度かの移設や改築を経て現在のものになったようです。

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芝山巖惠済宮

恵済宮前殿

芝山巖惠済宮は士林三大廟の一つです。台湾人は「三大○○」を作るのが好きですね。創建は1752年。1738年創建の艋舺龍山寺、1741年建立の士林神農宮、1742年創建の大龍峒保安宮に次ぎ、おそらく台北では4番目に古い廟だと思われます。芝山巌というのは、恵済宮がある小高い山のことです。

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指南宮

指南宮天公炉

指南宮は台北郊外の鉄観音茶の名産地である猫空にある広大な廟です。台北ナビでは台湾道教の総本山と紹介されていますが、そういうわけではありません。これについては、指南宮側も我こそが総本山なりなどとは名乗っていません。そもそも台湾の道教にはいくつかの系統があって入り混じっており、総本山なるものは存在しないのです。

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大龍峒保安宮

保安宮正殿

保安宮は台北では2番めに古い1742年創建で、艋舺龍山寺、艋舺清水巖祖師廟とともに「台北の三大廟門」に数えられます。大龍峒は艋舺に次いで開かれた地区であり、保安宮はその中心でした。

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大稻埕慈聖宮

大稻埕というのは迪化街を含む台北市北西部の淡水川に沿った地域で、萬華よりは北、大龍峒地区よりは南の一帯の地区名です。大稻埕は水運により古くから栄えており、迪化街は大稻埕碼頭に荷揚げされる商品を扱う問屋街として発展した街です。慈聖宮は、迪化街の霞海城隍廟、南京西路の法主公廟とならび、大稻埕の三大廟に数えられます。

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台北霞海城隍廟

台北霞海城隍廟

台北霞海城隍廟は日本のガイドブックではお土産スポットなどと紹介されている問屋街・迪化街にある城隍廟です。台北霞海城隍廟公式サイトによれば、この廟の城隍爺はもともとは泉州の海辺にある街の守護神であり、清代に「臨海門」という扁額を朝廷より賜ったことからその街が霞城と呼ばれるようになったので、その海の近くに祀られる城隍神が霞海城隍と呼ばれるようになったとか。

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艋舺青山宮

青山宮入り口

萬華地区で龍山寺と並んで厚い信仰を集めているのがこの青山宮です。ちなみに艋舺というのは萬華の旧表記で、台湾語読みで「バンカー」。日本時代に日本人が「バンカ」に日本の音読みが近い「万華」という字を当てて、それが国民党占領後に繁体字の「萬華」に改められたというややこしい経過をたどっています。

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艋舺清水巌祖師廟

祖師廟正門

清水巌祖師廟は萬華地区にあり、龍山寺からも歩いて10分ほどの位置にあるにもかかわらず、観光客や地元信徒の参拝も途切れることがない龍山寺と比べ、いつもひっそりした廟です。

しかし、ここは龍山寺と並び「台北の三大廟門」に数えられる名刹です。

また、三峽長福巖祖師廟淡水清水巖祖師廟瑞芳龍巖宮と並ぶ「大臺北四大祖師廟」の一つでもあります。

大台北は台北市と台北県を

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艋舺龍山寺

龍山寺本殿前門

艋舺龍山寺は1738年創建。台北市内で最も古い道教廟だと言われており、台北の「三大廟門」の一つです。

主祭神は「観音仏祖」。道教では多かれ少なかれ仏教や儒教を習合している部分がありますが、台湾に福建や広東からの移民とともに伝わった南方系道教及び民間信仰には、観音菩薩や地蔵菩薩などが神として取り入れられて信仰されており、特に観音菩薩は人気です。

では、龍山寺と仏教寺院とはどこが違うかというと、まず本来の「仏祖」たる釈迦如来は扱いが小さく、なぜか菩薩である観音が「仏祖」と呼ばれていること、そして、他の道教の神々も祀られているということです。

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