MRT龍山寺駅の前から伸びる和平西路を西に行くと、ロータリー状の道路があって、その道路に合わせて丸く作られている建物があります。その建物の間は歩道橋でつながっていて、日本では見られないちょっと不思議な佇まいとなっています。その丸い建物の裏側にあるのが福興宮です。
でかでかと中壇元帥の横断幕がかかっていますが、主祭神は福徳正神です。
ここの福徳正神の像はなかなか立派。ただ、言っちゃわるいけど土地公レベルで天界に属する中壇元帥を配神に従えるのはどうなのよ?って思います。
中壇元帥の像はたいてい足もとに風火輪を踏んで、槍をかまえているもの。こうやって座った状態の中壇元帥の像はわりとレアです。
五営将軍によく見られる首だけ像は、こうやって服を着せるためのものです。
それと福徳正神の乗騎の虎ちゃん。