艋舺玄武宮

萬華の長沙公園から西園路をちょっと南下したところにある廟です。

googleマップで台湾を見てると、記載されている廟と記載されてない廟があります。ここより小さな廟が記載されていることもあるので規模の問題ではなくなにか基準があるんでしょうけれど、この廟はgoogleマップには載っていません。

主祭神は、四神の玄武を人格神にした玄天上帝です。江南道教では玄天上帝を蕩魔天尊真武帝君と呼び、関聖帝君を伏魔大帝、鍾馗を駆魔真君として三伏魔帝君とする設定があるとか。台湾では城隍神や王爺千歳など魔物を退治する神様が人気なので、玄天上帝もいろんなところに祀られています。また、この玄武宮のように玄天上帝を主祭神としている廟もいくつかあります。

ここの玄天上帝の像はかっこいいです。足元にふんずけているのは蛇と亀。これは本来の玄武が亀と蛇の合体霊獣だからですが踏まなくてもいいのにと思います。

特に関係ない天上聖母も祀られています。

中壇元帥のほうは玄天上帝に属する三十六位天将の一人なので関係あります。