五福財神爺廟

台北の松江路と建国北路の間を走る伊通街はおいしいお店が立ち並ぶことで有名です。五福財神爺廟は、その伊通街の南のどん詰まりにある小さな廟です。

なんかななめになっている部分に建っています。

晩御飯食べに行くついでに行ったので夜です。

主祭神は福徳正神とその奥様である土地媽、それに土地公ご夫婦とは特に関わりがない中壇元帥です。

あとm&m’sのイエローも祀られます。嘘です。童神の中壇元帥にはおもちゃやお菓子が供えられます。

棚の下には虎ちゃん。

テーブルの下は虎ちゃん用のお供え置き場になっていました。虎爺は子供の守り神ともされているせいか、虎爺にもお菓子がお供えされているのをよく見ます。

虎爺に関しては「虎爺咬錢來=虎爺が銭をくわえてくる」という言葉もあり、財神としての職能も与えられています。ゆえにこの廟の「財神爺」を担当するのは五路財神ではなくこの虎ちゃんということなのでしょう。

ここにはありませんが、虎ちゃんがいると前に水が注がれたお椀が置いてあって、そこに小銭が供えられていることがあります。これは、日本の銭洗弁財天的な感じでそうするとお金が増えて戻ってくるという信仰があるためです。まあそんなもんでお金が増えるなら誰も苦労しやしませんけど。

ここは入り口のレリーフにもお参りするようになっています。招財進寶は読んで字のごとく儲かりますようにということ。

天官賜福は道教の廟に行けばたいていどこにでもある題材です。天官というのは三官大帝のうち上元天官大帝=紫微大帝を指し、天官大帝には賜福のご利益があるという設定があります。