大稻埕慈聖宮

台北市北西部の淡水川に沿った地域は大稻埕と呼ばれ、その中には迪化街も含まれます。

大稻埕は水運により古くから栄えており、迪化街は大稻埕碼頭に荷揚げされる商品を扱う問屋街として発展した街です。

慈聖宮は、迪化街の霞海城隍廟、南京西路の法主公廟とならび、大稻埕の三大廟に数えられます。

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台北霞海城隍廟

台北霞海城隍廟

台北霞海城隍廟は日本のガイドブックではお土産スポットなどと紹介されている問屋街・迪化街にある城隍廟です。台北霞海城隍廟公式サイトによれば、この廟の城隍爺はもともとは泉州の海辺にある街の守護神であり、清代に「臨海門」という扁額を朝廷より賜ったことからその街が霞城と呼ばれるようになったので、その海の近くに祀られる城隍神が霞海城隍と呼ばれるようになったとか。

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艋舺青山宮

青山宮入り口

萬華地区で龍山寺と並んで篤い信仰を集めているのがこの青山宮です。ちなみに艋舺というのは萬華の旧表記で、台湾語読みで「バンカー」。日本時代に日本人が「バンカ」に日本の音読みが近い「万華」という字を当てて、それが国民党占領後に繁体字の「萬華」に改められたというややこしい経過をたどっています。

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艋舺清水巌祖師廟

祖師廟正門

清水巌祖師廟は台北の中でも早い時期に発展した萬華地区にあります。

台北の観光名所ともなっている龍山寺から歩いて10分ほどの位置にあるにもかかわらず、観光客や地元信徒の参拝も途切れることがない龍山寺と比べて人が少なく、いつもひっそりした廟です。

しかし、ここは龍山寺と並び「台北の三大廟門」に数えられる名刹です。

また、三峽長福巖祖師廟淡水清水巖祖師廟瑞芳龍巖宮と並ぶ「大臺北四大祖師廟」の一つでもあります。

大台北は台北市と台北県を合わせた地域。

現在は台北県は廃止されて新北市になっています。

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艋舺龍山寺

龍山寺本殿前門

艋舺龍山寺は1738年創建。台北市内で最も古い道教廟だと言われており、台北の「三大廟門」の一つです。

主祭神は「観音仏祖」。道教では多かれ少なかれ仏教や儒教を習合している部分がありますが、台湾に福建や広東からの移民とともに伝わった南方系道教及び民間信仰には、観音菩薩や地蔵菩薩などが神として取り入れられて信仰されており、特に観音菩薩は人気です。

では、龍山寺と仏教寺院とはどこが違うかというと、まず本来の「仏祖」たる釈迦如来は扱いが小さく、なぜか菩薩である観音が「仏祖」と呼ばれていること、そして、他の道教の神々も祀られているということです。

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