配華宮

萬華というのは犬も歩けば廟にあたる的な感じで、本当にその地域の人しか行かないような小さな廟がいっぱいあります。この廟も萬華を適当にぷらぷら歩いているときに見つけました。

小さい廟ですが、莒光路の側に大きな門が建っています。実はこれはお参りを終えてから路地を南に抜けたときに見つけたもの。

配華宮は媽祖廟です。

こういう黒い媽祖は「黒面媽祖」といい、一説には魔物をとらえるときの相だとか。

ここにも中壇元帥軍団。

中壇元帥軍団の中に混じっているこのちょっと安っぽい像はおそらく顕聖二郎真君ですね。足元に哮天犬と思われるわんこがいます。

間口は狭いけれど奥行きがあり、後殿は地蔵王殿になっています。

前列は福徳正神、中壇元帥、それと王爺千歳のどなたか。中央の地蔵王菩薩の左右は、多分男性の孤魂を祀った有應公と女性の孤魂を祀った有應媽だと思います。媽祖信仰、王爺信仰、孤魂信仰はそれぞれ系統が違いますが、入り混じって習合してもいます。

本来航海の安全を守る神様の媽祖が、黒面となって魔物をとらえるという役割を与えられたのも王爺信仰の影響を受けた結果かもしれません。

実はこの廟の二階には田都元帥も祀られているとか。階段があるのは気づいたのですが、狭くて急な階段はちょっと登るのをはばかられたためにお参りしていません。