艋舺三清宮

萬華の淡水河沿いにある廟のうちの一つです。googleマップで萬華周辺を眺めていたら発見したので行ってみました。

消防署の裏側にあるので(?)消防車が置いてありました。

主祭神の神像の祭壇がガラス張りになっており、その正面に蛍光灯があるので、どうしても写り込んでしまいます。

三清宮というからには、三清が主祭神だろうかと思って行ったわけですが、そうではなく金湖四使爺という聞き慣れぬ神様が祀られています。で、どなたですかと調べたところ、どうやら楊四郎のこと。つまり楊業の四男・楊延朗のことです。なぜ四男だけ祀られているのかよくわかりません。

そしてこちらは三奶娘娘。臨水夫人として信仰される陳名靖と、義姉妹の契を結んだ林九娘、李三娘の三人です。正一教の閭山派の中には、この三奶娘娘を信仰する三奶派という分派があるとか。こうして調べてみると、台湾道教の主流派は正一教閭山派だといっても本流だとか烏頭派だとか三奶派だとか入り混じっていることがわかります。

これはわかりにくいんですが、関聖帝君ではなくよく見ると顔の色が左右で違う陰陽司公。普通は白黒で分かれたあしゅら男爵みたいな顔なんですけどね。陰陽司公は城隍神の部下の裁判官であり、善悪を見わけます。これはつまりその裁判のシーンというわけです。

お馬さんの神様「馬爺」には赤兎馬の神格化だという説もあって、たしかに関帝廟に赤兎馬らしき赤い馬の像が置かれているのも見たことがあります。でも、これは白馬ですからねえ。やっぱり謎なんですよねえ。

艋舺三清宮は、桂林路の西の端っこあたりにある消防署の裏側にあります。