南京東路からバスに乗って饒河街観光夜市のバス停で降りると、道路の反対側にこの廟の入り口があります。
ということで、夜市に行く前にお参りしていきました。
資料によれば主祭神は水徳星君。しかし、廟の名称からもわかるように水徳星君と福徳正神のダブル主祭神ということみたいです。
1階の中央は福徳正神。中壇元帥や玄壇真君など人気の神様もいます。
天公炉と主炉が外に並んでいるという謎構造。中で礼拝してから外まで線香を立てにいかないといけないのでめんどくさい。
こちらは赤ら顔なので関聖帝君かと思ったら玄天上帝。
関聖帝君は中央を挟んで反対側にいました。
2階に上がるとまっくら。私は暗さに対してあまり恐怖を感じないたちなので問題ありません。
さてこちらが水徳星君。水の神様で、水の中に住む生き物を管理したり、雪や雹などを作る役割があるそうです。職能が偏りすぎじゃないかと思います。というのも、どうやら地上の九江水府の河伯神仙を掌握するのはもっと偉い下元水官大帝だという設定があるためですね。
水徳星君と水官大帝が混同される場合もあるようですが、それは強引過ぎると思います。しかし、言っては失礼ですがなんでこんな微妙な神様を主祭神にしたのでしょうか?
天上聖母もいるのに。