桃園景福宮

桃園景福宮は、桃園市土地公文化館から中山路を西に、台湾鉄道桃園駅から中正路を北にまっすぐ行った位置にあり、まさに桃園の中心ともいえる場所にある廟です。境内にある沿革によれば、創建は乾隆年間の1745年。漳州系福建人の守護神である開漳聖王を主祭神として広く信仰を集め「大廟」と呼ばれていました。現在の廟は1925年に建て直されたものだということです。

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桃園市土地公文化館

土地公廟=福徳正神廟は台湾の至るところにあり、おそらくは媽祖廟よりも多いのではないかと思われます。中でも最も土地公廟密度が高いのが桃園だと言われています。桃園市土地公文化館は、2017年の農暦2月2日にオープンした土地公の資料館です。農暦2月2日は土地公の誕生日とされている日です。本来農暦が基準となって行われていた伝統行事を、日付をそのまま新暦にして何も疑問をもたない日本人と違い、台湾でも中国でも農暦の行事は農暦のまま行われています。

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