萬隆集應廟

日本では烏龍茶と混同されてしまっている鉄観音茶。本来は烏龍茶とは茶樹の品種も製法も異なります。19世紀初期、その鉄観音茶の故郷・福建省の安渓から、茶農家の高氏、張氏、林氏の三家族が台北南部に入植しました。彼らは今の大坪に保儀尊王、保儀大夫の「雙忠」を祀り大坪集應廟を建てて、協力して周辺を開墾していきました。
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景美集應廟

景美は台湾大学がある公館からMRTで2駅南下した街。あまり観光化されていない地元住民御用達の景美夜市があることで有名です。その景美の信仰の中心となっているのが景美集應廟です。
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木柵集應廟

猫空の指南宮に行くにはMRT文山線の動物園駅まで行ってからロープウェーに乗る方法と、どこかから指南宮まで行くバスに乗って行く方法があります。私が指南宮に行った時は萬芳社区駅からバスに乗りましたが、集應廟はその時に途中下車した木柵市場の近くにありました。

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指南宮

指南宮天公炉

指南宮は台北郊外で鉄観音茶の名産地として知られる猫空にある広大な廟です。台北ナビでは台湾道教の総本山と紹介されていますが、そういうわけではありません。これについては、指南宮側も我こそが総本山なりなどとは名乗っていません。そもそも台湾の道教にはいくつかの系統があって入り混じっており、総本山なるものは存在しないのです。

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