ここはちょっと「道教廟」として扱っていいのかと迷ったんですけど、まあ最大公約数的に道教に入れちゃってもいいだろうと思ったので入れてしまいます。
投稿者: 森玄通
萬和宮・保安社
日本でも城隍廟や台湾土産を買うスポットとして知られている迪化街。しかし観光客が多く訪れるのはその一段で、迪化街を北上すると、もうただの住宅街でしかない迪化街二段があります。
保安社は、その迪化街二段の一番北にある廟です。
どうして違う廟が二座くっついて建っているのだろうと思っていたら、どうやらこの二座でワンセットになっているようです。Facebookには「萬和宮保安社」という名称でページがあります。
慈天宮
朝玄宮
松山忠義宮
南天宮
蘆洲保和宮
景福宮
豬屠口の樹徳公園の南西側には大同区公所といういわば区役所があって、その一階が蘭州市場というマーケットになっています。実はここが「豬屠口」の由来となった豚の屠殺場があった場所。屠殺場の近くにあったから豬屠口という地区名になったとすれば、屠殺場そのものは豬屠口には入らないのでしょうか?
澤安宮
聖徳宮
迪化街にはたくさんの廟が並んでいて、中にはシャッターや扉が閉まっていたり、2階にあってどこから入るかわからないところなんかがあるので、私がお参りしたのはおそらくその中の7割程度だとは思うんですけど、その中では唯一の関帝廟ですね。
台北市天師宮
迪化街二段は北上するごとに東寄りに曲がっていき、民族西路の手前あたりで延平北路と交差します。その交差点近くの延平北路にある廟です。このへんはどうやら草埔仔と言うようですが、便宜的に大橋頭に入れています。
台北天后宮
保儀宮
松山福徳宮
配華宮
台北市玄天宮
大稻埕という地区は民権西路より南、重慶北路より西ということになっていて、重慶北路よりほんの少し東にあるこの廟は大稻埕には入らないんですが、他に入れられる地域がなかったので便宜的に大稻埕に入れておきます。
清蓮宮
玉碧三王府
艋舺三清宮
艋舺玄武宮
艋舺金義殿
龍山寺の前を東西に走る広州街を西のどん詰まりまで行って、道路を渡るとかなり年季が入ったアクアショップがあります。その脇の路地を入ると、裏側が公園になっていて、そのかどっこにあるのがこの廟です。
艋舺五福宮
蘆洲真久宮
醒心宮仙公廟
「廟」という言葉はなにも道教の礼拝施設を表す言葉とは限らず、「霊廟」という言葉もあるように神霊をお祀りする場所のことです。道教関連の建物としては、廟の他には観・宮・殿・祠などが付きます。そのうち、台湾には「観」が付くところは見当たりません。あるいはあるかもしれませんけど(追記:彰化に元清觀という廟がありました)。
水福宮
蘆洲文武大眾爺廟
蘆洲湧蓮寺
北巡代天宮
豬屠口朝安宮
福興宮
重慶北路をふらふら歩いていると朝陽茶葉公園という公園があります。大稻埕は古くから茶葉の流通基地でした。今でも大稻埕周辺には観光客向けではない大きなステンレスの茶筒を置いた茶葉問屋が散見されます。福興宮はその朝陽茶葉公園の西の端っこにあります。