萬華の配華宮をお参りした後に莒光路に抜け、あたりを見回すと向かい側にあるのが目に入りました。
古い一軒家を改造した感じの廟です。
その気になればコストかけずに廟を作れるという例。
こういう明らかに歩道に勝手に設置しちゃったんだろうなという天公炉はよく見ます。公道とはなにかという認識が薄いのではないかと思います。
主祭神は唐創業の功臣・李大亮、池夢彪、呉孝寬、朱叔裕、范承業を神格化し、代天巡狩の職能が与えられた「五府千歳」です。悪霊・疫病除けの神様であり、日本で言えば佐野厄除け大師みたいなもんです。
左の像は田都元帥じゃないかと思います。
黒い人達の中に肌色が目立つ中壇元帥。
こっちにも中壇元帥と関聖帝君。
この中に観音仏祖が混ざっているのは、台湾では普通のことです。
太歳星君。こちらも厄除けの意味が強いです。
暗いところに押し込められがちな虎ちゃんは、明るい祭壇に入れてもらっていました。
五営将軍。これも歩道の上に置かれています。