清蓮宮

萬華の片隅にある小さな廟です。ここは2016年の青山祭のパレードをおっかけているときに獅子舞団がこの前で舞を奉納しているのを見て知りました。

三府王爺を祀る廟です。しかし、朱・池・李千歳を祀る集義宮玉碧三王府とは別系統で、武・陳・黄王爺となっています。

まず武府王爺は岳飛のことらしいです。岳飛は死後に武穆と諡されています。陳府王爺は隋の武将・陳稜。煬帝の名を受け琉求を征服した侵略者です。琉求というのは『隋書』に見られる地名で、そのまま琉球国つまり沖縄であるという説と、台湾であるという説、あるいは台湾と沖縄諸島を含んだ広い地域の名であるという説もありはっきりしていません。まあそのへんは専門家が考えてください。

黄府王爺は、媽祖を体に降ろして人助けをしたという台南の人・黄番豹であるという説と唐の武将黄先慈であるという説がありよくわかりません。

いずれにせよ、共通点がある朱・池・李千歳と比べると共通性がまったくない三人なので、もしかしたらこの廟独自の設定があるのかもしれません。

この廟はMRT龍山寺駅前を走る和平西路沿いにあって、周囲はちょっとした飲食街になっています。

和平西路側の壁にはきれいなタイル画があります。