米市福徳宮

米市福徳宮は淡水清水巖の斜め前にある小さな土地公廟。しかし、創建は1858年で、1937年創建の淡水清水巖よりもだいぶ由緒があります。

米市というのはこの廟がある場所の旧称。

左側にあるのが淡水清水巖です。

福徳宮なので当然主祭神は福徳正神。

非常に小ぢんまりした廟ですが、内側の壁面にはタイル絵がたくさんあります。

唐明皇月宮で遊ぶ。唐明皇というのは唐玄宗のこと。玄宗が羅公遠という道士に導かれ、月の宮殿を訪れてインスピレーションを得て『霓裳羽衣の曲』という楽曲を作ったという伝説があります。

五路財神。微妙に下手なのがいい感じの雰囲気を醸し出していると思います。

松と鶴は長寿の象徴です。

哪吒と四不象に乗った姜子牙。『封神演義』のシーンですね。

こちらも『封神演義』から。太乙真人VS石磯娘娘です。