私が虎山親山歩道の廟めぐりをしたのは2017年の1月8日。この日は曇りがちでありながら気温が高く、山道をがしがし歩いたことも加わって、1月だというのにTシャツ1枚で歩いていました。

松山慈恵堂のすぐ横から始まる虎山親山歩道は、最初は木々に覆われた沢沿いのルートや急な登りになっていて、ある程度登ると視界がひらけます。遠くに望む白い建物が松山忠義宮でした。

しばらく歩いていくと入り口があります。一応googleマップをプリントアウトして持っていったものの、親山歩道とは言いながらもほとんどが舗装路なので迷うことはありません。

この急な坂道を登ると更に階段になっていて、斜面に貼り付くようにして三座の廟があります。忠義宮はその中で一番上に建っている廟で、二階が拝殿になっているのですが、一階ではなぜか大カラオケ大会が行われていました。

これでかなりの高さに登ってきたことがわかります。

関聖帝君が主祭神の関帝廟。私が虎山親山歩道を巡った中では関帝廟はここと南天宮の二座のみです。

福徳正神も祀られているので虎ちゃんもいます。ここでは机の下に押し込められていません。

お参りを済ますと、たむろしていたおじさんがお茶を飲んでいかんかと言って下さったのですが、この日はできるだけたくさんの廟をめぐりたかったのでお礼だけ言って辞しました。